今夜も奏でてほしいの僕らのメロディ

「何でもいいから歌って」

僕は、オザケンのメロディを、歌詞を、思い出しながら口ずさむ。

まだ寝ない。

こうなりゃ、僕の曲を聞かせる。

歌ってるうちに、最後のサビを多めに繰り返す、盛り上がってきたのだ、自分だけ。

横を見たら寝息を立てて寝ているのです。

娘を想って作った曲が、このように活用されるとは。

しかしながら、これが今の僕にできることなんだろう。

まあ、人生、意図とは反して、そんな風になることもある、と言ったところか。

僕も自分で歌って眠れる曲を作りたいものだ。