いつも口からデマカセばかり喋ってる
近所の中華屋で昼飯。
メシが美味い、メシウマとはこのことを言う。
豚バラと白菜の醤油煮である。
午後は近所のキッズとライブして盛り上がった。
馬乗りにされたことを逆手に取って、コインを入れたら謎のメロディとともに動き出すデパートの屋上にあったマシーンと化す。
やはりメロディメーカーとしては、弱冠5歳のキッズの心を掴みつつ、決してキッズに媚びない歌を瞬時に吐き出せなくてはならない。
この一瞬こそが、ライブ感に満ちているのである。
体力も限界に達して、「コショウシマシタ」を連呼し、タバコ休憩を勝ち取る。
休憩後に、キッズの口からそのメロディを聞けたとき、「わいのメロディセンスは間違ってなかった!」という勝利の余韻と、「まだこのライブ続くのか」という疲労が同時に押し寄せるのであった。