あの頃の僕らには守るものなどなくて
町を歩く。
思いがけぬ邂逅。
いつの間にか変わってしまった焼鳥屋。
待ってるのに鳴らない電話。
横たわる退屈、そして現実。
どうぶつのもり、やっている余裕は無いのである。
横綱として、というフレーズに懐かしさを覚えた。
男として、と言い換えると、自分の生活で多用してたことを、何か思い出す部分があったからかもしれない。
明日、金魚の水を換えるために、水道水を汲んだ。
カルキを自然に抜こう。
そんな感覚で、僕自身もゆったり生きたいものである。